お仕舞の先生が先月 能『道成寺』を披かれました(道成寺は能楽師の卒業論文と言われるくらい大切な作品で初めて演じるときは披く(ヒラク)という)
特別な舞台なのでそれを記念してオリジナルの扇を作られます
私も申し込んであったのでお稽古日にいただきました
とても上品でセンスのある素敵な扇です

道成寺の謡の一説をとられたとかで松のみどりに桜の花弁が散っている様を描いたものです
実物は写真よりきれいです

扇袋に入れそれを箱に入れその上に邦書で巻き薄紙で包んであります
大切にしようと思います
でもたまにはだして眺めたいので扇立てを買わなくちゃ
今回の『謡サロン』ではこの扇を使って『櫻川』のキリと網の段を舞ってくださいました